【イ軍編2897】読みの鋭さカウンター投法(適当)
昨オフ、パリーグの強豪ド軍からセリーグのサ軍にFA移籍してきた強打者岡野。5年連続90打点以上をマークする勝負強さ・読みの鋭さで、セリーグに旋風を巻き起こしていたものである。
だが、最弱イ軍の第二先発「マウンドの詐欺師」神崎の登板試合だけは、打席で謎の腰砕けを多発させ、凡退してしまうのであった。
「今度は神崎の野郎、どんなイカサマを繰り出しとるんや…マネーorお薬(意味深)?(直球)」
「洗脳、催眠、サブリミナル…これがダーティボールや(錯乱震え声)」
てな感じで心ある野球オタは戦慄&ディス不可避だったのであるが、神崎が引退後に自費出版した自伝で、仰天の真相が明らかにされたのであった。曰く、
「アレはの~、岡野が勝手に打席で自滅しよるんやで。ワイも最初何でか分からんかったんやが、野郎は投手の口元を見て、『スライダー』『フォーク』とか球種の呟きで打ちよったんや。それがワイの場合、イ軍の監督や投手コーチ、球団社長へのヘイトで『言うてユーなんか〇〇〇が×××で△△△やんけバーロー!』みたいな感じでスキャンダル絡みの呪詛を呟いとったから、それで彼奴はおったまげて打席で態勢崩しよったんやね。それが分かってからは、彼奴が好きなお笑いタレントのネタをマウンドで披露(呟き)しては笑かして、安牌、お得意様になってもらっとったわ(適当)」




