【イ軍編2884】試合前のバッテリーミーティングはエースが一番長くなってしまうという風潮
最弱イ軍の試合前バッテリーミーティングは、「北の火薬庫」チョ・マテヨや本塁打世界記録コンビ(※打たれる方)“風神雷神”よりも、ヤングエース相原の時が一番長時間になるらしい――――。そんな怪情報が、球界を駆け巡ったものである。
「野郎の好成績は、ワイらの愛の鞭で出来ている(確信)」
「見せかけの数字は良くても、中身が伴っとらんからどうしてもミーティングが長くなるんやね。そこが酸いも甘いも嚙み分けたベテラソとの違いよ」
てな感じで、普段から相原の実力・若さ・顔面偏差値に鬼嫉妬しているイ軍戦犯系ベテランズはここぞとばかり全力マウントしたのであったが、相原が相対的に長いのには、当然と言えば当然の真相が存在していたのであった。以下、匿名を条件にお小遣いで釣り出されたイ軍某投手コーチの証言――――。
「相原が投げる試合はウチのチームでも唯一勝つチャンスが出て来るから、それは念入りにミーティングしとりますわ。逆にマテヨとか風神雷神とか、あの辺はもう上位打線には打たれるか四死球かで確定やから、やる意味無いと。7、8、9番の対策しか打ち合わせしないから、そら短くもなりますわね(震え声)」




