【イ軍編2882】戦力外通告特番を蘇らせた最弱球団
開始当初こそ選手本人・家族の深刻な反応が残酷な意味で大ウケし、高視聴率を叩き出したプロ野球戦力外通告特集番組。だが、例年似たような内容が続いた為、飽きられてしまい、近年は半分オワコンと化していたものである。
だが、取材選手に最弱イ軍が絡んだ様子を放送した今年に限っては、視聴率がV字回復したのであった。
「最強軍団から声を掛けられて、『ワイがやってけるんやろか…』と、真剣に葛藤する戦力外ニキの姿が視聴者の心を打ったんやろなあ…(確信)」
「関係者全てを輝かせてしまう、これがWin-Winの極み活人野球よ」
てな感じでヘヴン勘ちGUYと化したイ軍戦犯系ベテランズであったが、今回は奇跡的に彼奴等は何の関係も無し。人手不足に悩みながらも極限まで経費を切り詰めたい、イ軍ならではの真相が存在していたのであった。番組関係者曰く、
「プロ野球に残りたい戦力外ニキも、イ軍は風評被害が怖過ぎて嫌がるからの~。そこを人手不足の極みイ軍サイドが電話口で、『ほな+50万!』『参ったの~+100万でどや!』てな感じで必死に金額を釣り上げて行くんやが、戦力外ニキとヨッメの反応が徐々に入団に傾いていくのが超リアルで迫真過ぎて、見応えガンギマリなんや(震え声)。人が金で転ぶ様子が鑑賞出来るのは戦力外通告特集だけ! 言うてSNSでバズりよって、視聴率がフェニックスのように復活したんやね」




