【イ軍編2880】コンコンココンコンコンコココンコン!!!!!!!!
開幕9連敗からのスタートダッシュ大暗黒、そして勝率2割台を叩き出す連日のフルボッコ試合に、ファンの怒りも地獄の業火レベルで膨れ上がってしまっている「セ界の貯金箱(※他球団的な意味で)」最弱イ軍。この状況を何とか打開すべく、球団社長は今パリーグで大流行している「キツネダンス」をモロパクリする事を決意。戦犯系ベテランズに踊らせて、自分へのヘイトを逸らす作戦に出たのであった。
そこで、ダンス一回〇万円のインセンティブで戦犯系ベテランズを釣り出し、キツネダンスを踊らせたのであるが、当然全力で投げやりな為、
「何か大元の歌詞だと色々違うみたいやが、キツネの鳴き声といやあコンコンやろ」
という雑ノリで、勝手に歌詞を全部「コン」で統一。更に、「手の振付が一部何か『恨めしや』みたいで草」という声が上がる中、霊能者兼野球選手の宜保愛甲が、徹ゲー明けでいよいよやる気無い上に夜通しコントローラー連射の疲労で腕が上がらず、前述の恨めしや仕草に固定。朦朧とした意識で踊る宜保愛甲のキツネダンスが、
「コン(魂)コン(魂)ココン(こ魂)ココン(こ魂)コン(魂)コン(魂)!!!!」
てな感じで球場に眠るイ軍OBの霊を大量召喚してしまう事態が発生。
『ユーたちのガバガバプレーはもう耐えられん! ワイらにプレーさせろンゴォォォォ!!!!』
と、野球霊たちがイ軍ナインに憑依し、キレのあるプレーを連発。
「あ、あのクラウチングスタイルは、リーグ打率10位2回の巧打者岸田そっくりやで!」
「それ言うたら、あっちはシーズン15本塁打3回のイ軍最強打者鹿内のバット投げや!」
「投げる方はチーム最多死球記録のヒットマン元西の左サイドハンドやで!」
てな感じで古参イ軍オタはガンギマリ、ヘヴン状態へ突入したのであるが、OB野球霊のハッスルプレーに、現役戦犯系ベテランズのガバガバボディが付いて行けず、1回持たずしてコンディション大崩壊。「ペース配分間違えました」的なアリバイを作ろうとした下手な八百長仕草に見えた上に、霊の意志に引っ張られた不自然なボディバランスがお薬(意味深)疑惑を再燃させてしまう、八百長×お薬(意味深)のフルスペック暗黒で球団社長の管理責任が問われる事態に発展、
「コンコンコンコンコンコンコン(魂魂魂魂魂魂魂)!!!!!!!!」
という辞世の句と共に、球団社長の職業生命はお星様になったのであった(風のように解雇)。




