【城戸編578】ファントム・オブ・MVP
日本プロ野球でも前半戦終了のタイミングで、メジャーをパクって「選手が選ぶチーム内MVP投票」を、12球団で実施。各球団、それぞれ卓越した成績でチームを引っ張った者が選ばれたのであるが、そこで異彩を放っていたのが「球界の掃き溜め」こと最弱イ軍である。何と、「40億の凡打製造機」こと四番打者の城戸が、打率2割8厘、本塁打0本、打点1の成績で、9割以上の票を集めるぶっちぎりで選出されていたのであった。
「これ間違って他球団のオタが投票したやろ。間違いない(確信)」
「それか城戸が票を買った(直球)かやろなあ…」
と、心ある野球オタは様々な推測を打ち出したのであるが、今回に関してはガチ。城戸以外のイ軍ナインが城戸に投票していたのであった。その心は、
「今年の城戸さんは長年のゲーム廃人活動が祟って指と首の故障が治らんでの~。前半11試しか出とらんで、例年の併殺&ポロリを回避、ベンチの雰囲気も良くなって、前半戦健闘(勝率3割5分)の立役者になっとったと。そういう意味合いで票が集中したというワケなんやね(震え声)。おらん方が強い、おらん方が勝てる(確信)」




