【イ軍編2873】敵監督の権威を剥ぎ取れッ! 作戦
「マツはなあ…新人で寮に入る時、マッマが付いて来たんやで。ワイもマッマにご挨拶されて、煮物とか貰ったわ。あんまり美味くはなかった(震え声)。そんでしばらくはホームシックで、寝言で『マッマ~~~~ッ!!!!』言うて大泣きしての~。なかなかおねしょも止まらんかったんや」
と、名門バ軍の監督松石を過去ネタでディスるのは、最弱イ軍の新監督柴田。名将の権威を剥ぎ取り、精神的に優位に立とうという、ダーティな心理戦の一環なのであった。
だがしかし、この件を一番聞かせたいイ軍戦犯系ベテランズは、ベンチで隠れゲームに夢中で全く聞いておらず、逆にバ軍監督松石は、マッマエピソードが全部実話なだけにガンギレオブガンギレ。
「イ軍戦は全部二桁得点! 柴田の監督生命を我がマッマに捧げたるで~ッ!!!!」
と、いつもはテキトーに流す(何をどうやっても勝てるから)イ軍戦に、ポケットマネーで報奨金を設定するなど、本気&本気で勝ちに来てしまい、イ軍サイドとしては無事死亡。この三連戦での合計0-59の壊滅的スコアが引き金となり柴田はイ軍から風のように解雇、その監督生命(死亡確認)が天国の松石マッマに届いて喜ばれたのか、イ軍本拠地東京新宿スタジアムに綺麗な虹が掛かったのであった(適当)。




