3825/5135
【城戸編577】162kmの直球に日本最強打者が立ち向かった結果!
関西の雄サ軍が誇る剛球クローザー天田と、最弱イ軍の打率乞食こと四番打者城戸の打席で、事件は起こった。
天田の162kmの直球を迎え打った城戸が、手首を故障してしまったのである。
「ほぼ全試合四番なのにフォア・ザ・ミーで単打に徹する城戸も、天田の速球に打者としての本能を刺激されてフルスイングしちまったんやろなあ。そら手クラ(手首クラッシュ)されるで」
と、普段は散々に城戸をディスりまくっているイ軍オタも、城戸入院による戦力アップ(確信)に気を良くして久々に城戸再評価路線に舵を切ったのであるが、現地観戦組から詳細を聞いて思わず天を仰がざるを得ないのであった。というのも、
「城戸がフルスイング? ノーノー、ンなワケねーやろ! 『フルスイングのフリして直前でバット止めてバント安打狙い打法』をカマしたんやが、天田の直球が速過ぎてタイミングがズレた関係で手首捻っちまったと。城戸でしか起こり得ない糞故障なんやで(憤怒震え声)」




