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お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
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【イ軍編2863】オールスターベンチで行方不明となったヤングエース

 最弱イ軍のヤングエース相原がプロ入り3年目で、初のオールスター出場。勝ち星こそ2勝止まりなものの、防御率3.19と、最大155kmの直球とキレのあるスライダーが評価され、監督推薦で選出されたのであった。

 だが、セリーグのベンチに相原の姿が見えず? 全く存在感が無いと、若さと実力・将来性への嫉妬からTVでチェックしていたイ軍戦犯系ベテランズの話題になっていたものである。

「いくらエース様と祭り上げられとっても、全国区で戦えるレベルではないという事なんやね。セリーグの猛者たちが社会の厳しさを叩き込む(確信)」

「ビビッておトイレットに籠っとる可能性が微レ存…? もしくはお腹が痛くなっておサボりしとる可能性が巨レ存…?」

 等と、ここぞとばかりディス&ディスに走る戦犯系ベテランズであったが、実のところ、此度の現象は彼奴等が原因だったのである。以下、イ軍古参オタによる解説――――。

「確かにTOトップオタクラスのイ軍オタが見ても、セリーグベンチで相原を見つけるのが困難やったんや。というのも、イ軍におる時はガバ守備&大便秘打線で足を引っ張られまくりで、常に異常な緊張を強いられとるから、ガンギレモードで殺気が凄くての~。それがオールスターでは和気藹々で殺伐とした空気ゼロやから、相原も毒気を抜かれてなあ、人相が変わって、別人にしか見えんかったんや(震え声)」

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