【イ軍編2862】最弱式死のロード3.0
「じぇえッ! 何やこの死のロードはッ!!!!!!!!」
と、悲鳴を上げたのは、最弱イ軍の原理主義系過激派応援団「狂イ会」の中でも古参の面々。来シーズンの試合日程表を確認しての悲鳴であった。
「えっ? 夏場の遠征、そんな酷かったでしたっけ?」
訝し気に新参ヤングが見てみたところ、確かに長期遠征ではあるものの、基本デーゲームは無しな上に、涼しいドーム球場での試合が半分以上。
「ファーwwwwこれのどこが死のロードなんでっか? どっか別のチームの日程と間違ってる可能性が巨レ存どころじゃないでっせ」
というヤングの突っ込みに、古参はガンギレして日程表から読み取れる陰謀を教えてあげるのであった。
「バーロー! これだからニワカの読みは浅過ぎる言うんや! こんな楽チンな行程やったら、戦犯系ベテランズが全試合スタメンで出ちまうやろうが! 例年、この時期に彼奴等がズル休みして戦力がちょっとだけ上がるのが楽しみなのに、それすら奪われたワイらの絶望がユーに分かるかォオン!!!!???? これはセ五球団がNPBにお小遣い(意味深)か何かで働きかけた(決め付け)暗黒活動の成果やで(確信)」




