【イ軍編2840】最弱球団が最大級の誠意(意味深)を見せた結果!
メジャーに挑戦するも3年で打率1割8分8厘、1ホーマーと全く結果を残せず、4年契約の途中で自由契約となった落ち武者メジャー、矢井田。彼の地では通用しなかったが、日本での11年で通算打率3割3厘・198本塁打・首位打者経験あり、年齢も35歳とあって、ワンチャンまだもう一花咲かせられそうな感もあり、数球団の争奪戦となったのであった。
その中で、四番の「40億の凡打製造機」城戸を筆頭に極度の貧打線を抱える最弱イ軍が、打線の核として矢井田を獲得するべく、本気のマネーゲームを展開。他店の値段をリーク(主に矢井田のヨッメから)される度に金額を積み増す逆家電量販店方式を発動し、最終的に35歳の選手に年俸3億で8年契約とかいう、狂気の大型オファーを繰り出すに至ったのであった。
だが、事ここに至って異変が起きたというのは、矢井田側が契約年数に難色。マネーにうるさいヨッメも交えての激しい交渉となったのであるが、総額はぶっちぎりの条件ながらもイ軍とは決裂。結局パリーグのオ軍と4年契約を締結したのであった。
以下、イ軍球団社長の敗戦の弁――――。
「ウチとしては、どうせ来てくれるんだったら長期的にやって欲しいと。ここだけの話、8年の中身は選手5年、監督3年だったんや。ユーたちマスゴミも知っての通り、ウチは慢性的な監督の人材不足で、採用難が極まっとるからの~。『監督手形とのバリューセットでおなしゃす!』言うてセット契約に持ち込もうとしたんやが、『選手はともかく監督になった時の風評被害が怖過ぎて無理シャス!(震え声)』てビビられて、最終的にはアカンかったわ。矢井田には金額という誠意が通じなかった(憤怒震え声)」




