【城戸編574】日本最強打者の最強の代打しぐさ
本日のサ軍対最弱イ軍戦は、それぞれヤングエースの柏田と相原一歩も引かぬ投げ合いで、緊迫の投手戦となった。特に柏田が好調オブ絶好調で、9回まで一人の走者も許さぬパーフェクトピッチング。だが、指の故障(※野球ではなく格闘ゲームのやり込み過ぎによる)でベンチスタートとなっていた「40億の凡打製造機」ことイ軍の四番打者城戸が、何度も代打しぐさを見せた事で柏田の動揺を誘い、9回に四球、失策、死球で無死満塁。そこから挙げた併殺崩れの1点を相原が守り、イ軍は辛勝したのであった。以下、サ軍監督敗戦の弁――――。
「今日は先様の監督、そして城戸にやられたわな。彼奴が代打で出て来るフリする時、スイングじゃなくてバントの素振りしやがんの。城戸はノーノーだろうが完全試合だろうが、どれだけブーイングを喰らいそうでも平然とバント安打狙ってくるからね。『むしろ成功させ易くてお得やで』ぐらいのノリで。その度に柏田が動揺しちゃって、最後の最後で崩れよった。しかしイ軍の監督(替わりまくるから名前覚えてない)も、風評被害を恐れて、揺さぶりだけで終わったわね。城戸の野郎のニュークリアー打法(適当)に一本取られたわ(憤怒震え声)」




