【イ軍編2828】気難しい大物新外人VSイ軍クラブハウス職員
今季、メジャーのメッツからサ軍に加入した新外人ホットマン。通算2203安打、189本塁打をマークしたまさにリアルメジャーで、サ軍では4番に座り、打率3割5分と猛打を振るっていたものである。
だが、異常に細かく神経質な性格であり、本拠地はもとより、行く先々のビジターのクラブハウスで職員に当たり散らし、その評判は秒速で最悪になっていたのであった。
ところが、
「えっ、ホットマン? 文字通りホットなお人でっせ。噂は聞いとったんで事前に弁護士に相談するなど心の準備はしとったんやが、あんなフレンドリーな人はなかなかおらんですわ。チップの額も超ホットで、ワイら、ホットさんが来るのを楽しみにしとるんですわ」
と、世間の評価と真逆の証言をするのは、最弱イ軍のクラブハウス職員。
「こちとらの無言の指導が、ワガママ新外人を思わず唸らせるおもてなし力を鍛えちまっとったんやろなあ…」
「グラウンド外から始まる国際交流、そして外貨獲得。これが真のグローバル・ベースボールよ(確信)」
てな感じでどっからでも「ワイが育てた」を生やしてくるイ軍戦犯系ベテランズであったが、ホットマンのホットを引き出したのは、彼奴等だったのである。以下、ネタ不足で嫌々取材に当たった某マスゴミ記者曰く、
「まあ非常に簡単な事で、イ軍の球場に来ればイ軍爆炎投手陣と対戦出来るワケでね。悪くても打率5割は打てるんやから、そら上機嫌になってチップ配りおんじにもなるわね(震え声)」




