【イ軍編2792】「試合終盤、確かにワイらのハートは一つになっとった」
最弱イ軍が開幕9連敗を喫した試合後の、監督インタビュー。
「まあ投打に言いたい事は山ほどあるんやが、いい兆候も出とるで。例えば今日、3回までに9点取られて確かに中だるみをしとったんやが、見どころは9回よ。12点差を付けられて絶望的な展開ではあったが、諦めない姿勢? 選手の心が一つになっとるいうか、ユー、チームスポーツやった事ある? ほなら分からんか? どんだけ弱いチームだろうが、何かそういう感じになった事、一回ぐらいはあるやろ? ――――最初から試合に集中してどうぞいう話ではあるんやが、こっちがびっくりするぐらいの没入ぶりでの~。ワイの野球に懸ける闘争心みたいなのが、知らない間に注入されとったんやろなあ…。ちゅうわけで明日からのファイティングベースボールが楽しみやで。マスゴミ諸君は美点凝視で頼むわ(震え声)。ユーたちも、ワイ並にサービス精神旺盛な監督がおった方が、取材が楽でええやろ? 次の監督は全然喋らんかもしれんで、おぉん!?(涙目)」
「いや監督、ホロリええ話を聴いた後で申し訳ないんやが、こちとらの周辺取材によると、どうも彼奴等戦犯系ベテランズは、昨日発売されたポ〇モンの新作にドハマりしとるようでしてなあ。早く帰ってやりたい一心で、9回になったらとっとと試合終わってどうぞと思っとるだけなんですわ(震え声)」




