【イ軍編2763】監督「(補強ゼロでも)現状の戦力で今年は戦える」四番打者「燃えるわね」
かつてのスター選手が満を持して監督に就任したものの、親球団が出費を渋ってまさかの補強ゼロとなった某中京地区の球団。しかし、新監督は気丈にも、「現状の戦力で戦える」と、宣言したものである。それに対して、主力選手が「燃えますね」とアンサー。この数年で最も士気が高くなっている――――との、球団の大本営発表であった。
このムーヴに、新外人選手4人の来日が遅れている最弱イ軍の新監督も、無駄に対抗心がメーラメラ。「現状の戦力で戦えるやで」と、根拠ゼロで強がってみたところ、「40億の不良債権」こと四番打者の城戸が「燃えるわね」と呼応。
(えっ…!? ワイの余裕に見せかけた必死さが選手に伝わった可能性が巨レ存…!? かつてないモチベアップで5位争いに殴り込みやで~ッ!!!!)
と、意気上がるイ軍新監督であったが、そこはやっぱり最弱ならではのそうはい神崎オチが付いてしまうのだった。ネタ不足で仕方なく後追い取材したマスゴミに城戸が答えて曰く、
「いや、そら燃えるやろ。今年の新外人4人は全員投手らしいから、『ワイらの出番が盗られるんやから、それ相応の準備になりまっさ』言うて投手陣が不貞腐れガバ調整しよるからね。そんな状況で新外人の来日遅れが確定したもんやから、例年以上に大炎上確定なんやで(震え声)」




