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【城戸編554】日本最強打者の囁き戦法が球界を浄化する
「ユー、不倫に経費ちょろまかし、結構やりたい放題らしいやんけ」
とは、最弱イ軍の四番打者「40億の凡打製造機」こと城戸の囁き戦術。捕手ではなく、審判に語り掛けるのが、城戸ならではのスタイルであった。ストライク/ボールの判定を荒れさせて四球ゲット、あわよくば酷いボール判定に業を煮やしたバッテリーがド真ん中に投げてきたところで満を持してヒットする――――。
その為に、球審担当の審判の色んな裏ネタを地道に収集していた城戸であったが、ある日、唐突にジャスティスは執行された。
「さすがにヤベーと思いましてね、NPBに全員通報しましたんや」
そう、あまりにも次から次へと出てくる醜聞に、プロ野球の未来を憂えたマ軍の正捕手北岡が、城戸からスキャンダルを囁かれていた審判全員を名をNPBへと通報。対象者に厳罰が下され突如として球界浄化が進んだ事で、囁き戦法が実質封じられた城戸の打率は5分程下落。ある意味で身を挺してジャスティスを達成したと言えぬでもない、メガザル系(適当)ブーメランボールが完成してしまったのであった。




