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【イ軍編2750】バット大好きマンをダークサイドに堕とした男たち
6年連続打率3割をマークしながらも、行き過ぎた職人気質が災いし、所属していたサ軍から放逐。廻り廻って最弱イ軍に拾われた外野手玉田。バットを偏執的に大事にし、他人がちょっとかすっただけでもガンギレする厄介ムーヴで悪名高かったものであるが、イ軍に加入してからというもの、バットを雑に投げ捨てる等の、これまでからは考えられない様子が続出。
「さすがイ軍イズム、自称打撃の職人のやる気を、加入から秒速で萎えさえよった(震え声)」
「キッズの教育に最悪過ぎィ! ただヒールとしてはキャラが立って、ビヂネス的には大勝利なんだよなあ(錯乱)」
てな感じで心ある野球オタは様々な反応を示したのであるが、玉田としては、球界生き残りを懸けた止むを得ない仕儀だったのである。曰く、
「何せイ軍の連中は高額違法飛ぶバット大流行で、超厳重に取り扱っとるからの~。ワイが似たような動きすると、ダーティボールおまとめセットで一緒くたにされて風評被害ヤバ過ぎるから、止むを得ず雑扱いムーヴするしかないんやで。その分、おうちでナデナデしてあげとるから…(震え声)」




