【イ軍編2739】偏屈ベテラン、犬猿の仲ホワストを走らす
「球界の盟主」バ軍VS最弱イ軍戦。
イ軍の一番打者、闇商人兼野球選手のリバースがストレートの四球で出塁した後、事件は起こった。続く二番アームブリスター(メジャー300発男と同姓同名なだけの偽物)、三番魅沢(ミスタープロ野球二世ながら実力はリトルリーグ級)、四番城戸(40億の凡打製造機)という、上位打線ながらも球界屈指の安牌ラインナップにも関わらず、バ軍一塁手の五味が、何度もマウンドに行って間を取っている? のである。
バ軍先発投手は通算207勝の大ベテラン坂崎。
「マウンドにお前らが来たら却って打たれる。ワイのリズム崩したら頃すで(ガンギレ)」
ぐらいな感じの偏屈野郎で野手との折り合いが最悪だったのであるが、今回に限っては、暴走チーム内乱闘を起こすでもなく、淡々とやり取りしているのであった。
「さすがの200勝投手様、表面上の数字だけでは計れないワイらの本当の怖さに気付いたんやろなあ」
「バ軍のホワストも大変やで、ワイやったら球団におんじの介護手当請求するわ」
てな感じでドヤ顔披露が止まらないブリ、魅沢、城戸であったが(なお簡単に三者凡退)、五味の頻繁なマウンド訪問には、恐ろしい真相が隠されていたのであった。後年、坂崎との関係が極限まで悪化して五味がゲロって曰く、
「アレはなあ、坂崎さんも200勝したはいいけど、40過ぎて衰えがいよいよ酷くなってた時期や。リバース商店の元気が出るお薬(意味深)やら魔球系ハンドクリーム(意味深)やら、そろそろ導入せんと厳しいわ言い出してね。それでも投手だから直接話すのが難しいんで、リバースが出塁した時、ワイが間を取り持ったんや。そう、代理で商談しとったんやね。リバース商店は書面で絶対証拠残さない方針やから…。ほんでも坂崎さん、ウン億貰っとるのにケチでの~、何度も値切りやがるモンだから、商談が長引いて一塁とマウンドを何往復もさせられて最悪やったわ(憤怒震え声)」




