【イ軍編2704】シーズンを見据えた大局観采配VS最弱球団戦犯系ベテランズ
「球界の盟主」ことバ軍では、大差で勝っている時ほど、バッテリーの緊張感が上昇。不用意にポテンヒットなど打たれた日には、
「何もここで一本打たれたから試合に負けるとか、そらそういう事はないやろ。ただなあ、若手や不調の奴なんかのきっかけになってみい。次の試合、その次の試合と、リスクの芽になっちまうんや。シーズン全体の流れを考えたら、打たれてもいい打席なんて無いんやで(以下ゲロ長いので省略)」
てな感じで、監督によるエンドレス説教が始まってしまうのであった。
だが、最弱イ軍との試合だけは、大差で勝ってる展開の終盤で城戸やブリらの戦犯系ベテランズに打たれても、ノーリアクション。
「そらそうよ。日本最強打者のワイに打たれるんや、いちいち怒っとったらキリないで」
「バ軍のみんな、話の分かる監督でえがったなあ」
てな感じで不敵な笑みを浮かべるイ軍戦犯系ベテランズであったが、やっぱりそこにはイ軍ならではの闇オチが潜んでいたのであった。以下、バ軍ベンチ裏より――。
「よーしよし、よく打たせたで! 戦犯系ベテランズは試合に関係ないところで打たせとかんと、『アカン、ワイはバ軍ニガテかも』てな感じでおサボり欠場しよるからな。重要なアウト製造機を先様のラインナップに留めとくよう、シーズンを見据えた対応が大事なんやで(震え声)」




