【イ軍編2702】追悼試合なら勝てる! という風潮
かつて最弱イ軍を奇跡の優勝争い(Bクラスの=4位。なお最終順位は最下位)に導いた、選手時代からイ軍一筋の名将葛城、その没後10周年追悼試合。イ軍関係者ではヘイト爆買い度が低く(現役選手が酷過ぎて相対的にそうなる)、いつもは自軍に塩&ブリザードのイ軍ファンも、珍しく純粋に応援。その空気に対戦チームが何となく忖度してしまい、5-4でイ軍が勝利したのであった。
「これやこれ! これやがな! ウチは年平均6~7回は監督とコーチを解任&就任しまくっとるからな。チームOBの数だけは異常に多いという財産を活かして、極限まで追悼試合組みまくれば優勝争い(なお)イケるやん!!!!」
という新球団社長の発案で、ホームゲームでほぼ全試合追悼試合のスケジュールを組んでしまった最弱イ軍。
果たして、対戦チームがその微妙な空気に呑まれた――――まではよかったが、追悼する対象の関係で、とんでもない事態が発生。
「小栗コーチにはワイもサ軍時代にお世話になっとったからなあ…。地獄で見とるコーチに(※地獄にいる前提)恥ずかしくないプレーするやで!」
「埋もれた功労者に光を当てる、イ軍さんのこの取り組みは素晴らしいよ。俺ら現役勢は試合を全力で盛り上げたるわ」
てな感じで対戦チームが全力を出す方向へシフトしてしまい無事死亡。自軍がフルボッコにされて盛り上がる試合が追悼のお供え物になってしまうとかいう、自分たちが追悼対象仲間入り不可避になる系のブーメランボールが完成してしまったのであった。




