【イ軍編2700】戦犯系ベテランズのサインが欲しい!
「WANTED元最弱イ軍の監督様、餞別で選手の寄せ書きとかあったら、高価買取致します」
という書き込みが、シーズンオフの某野球系闇マーケットサイトに頻出。当初は愉快犯かと思われたが、どうも結構ガチらしいという怪情報が、球界を駆け巡ったものである。
「ファンも考えたの~。一人一人集めるのは大変やから、ワイらのサイン欲張りセット狙いなんやね」
「希少性が爆上がりして金額がヤバそうやけど大丈夫か? まあ家売ったり借金したりする価値はしっかりあるがな(確信)」
てな感じで幸せな勘違いが止まらないイ軍戦犯系ベテランズであったが、当然そういう意味での希少性は全くのゼロ。元監督勢は解任で激おこからの、寄せ書きを貰っても怒りの焼却されているケースが多く、現物が存在しない為に、取引は難航していたのであった。
この事態に、ファン思い(意味深)の戦犯系ベテランズが動く。
「寄せ書きのオハー金額がジワジワ上がって〇〇〇万円、人数をレギュラーに絞れば一人あたり〇万円にまでゲット可能になったで。男気を発揮する機は熟した(震え声)」
という事で、イ軍戦犯系ベテランズは寄せ書きを作成し闇マーケットで取引成立。
「クックック~ン! 控え選手が削られてレギュラーだけになったのは好都合! 呪いの欲張りバリューセットで戦犯系ベテランズを一網打尽! イ軍の新しい夜明けぜよ(確信)」
そう、これは最弱イ軍の過激派原理主義系応援団「狂イ会」の中でも武闘派の連中が仕掛けたトラップだったのである。
果たして、大枚はたいて呪術師を起用したものの、戦犯系ベテランズは全くの無傷。
「一緒や!!!! 呪っても!!!!」
と、狂イ会の面々は絶叫するしかなかったのである。
一方その頃、最弱イ軍戦犯系ベテランズによるロッカールームトーク――。
「またサインのお小遣い稼ぎオハー、出て来んかの~」
「寄せ書きタイプやったら、代筆屋ニキも一回で完結出来るしワイらみんながマネーもらえるしコスパ最高、Win-Winの極みやからな」
「何か代筆屋ニキ調子悪いらしいんで、ふるさと納税お裾分けしたろうや。ニキの黄金の右腕にはまだまだ頑張ってもらわんとアカンのやから――」




