【イ軍編2678】最弱流、一蓮托生内閣の作り方
5月末に最弱イ軍のシーズン3人目の監督に就任しながらも、直後に5、7、5連敗と小刻みに連敗を重ね、早くも解任フラグが立ちまくっている大西。
もともとパリーグのナ軍でスパイ野球に従事していた事から猜疑心が強く、球団主導で就任した打撃コーチの桑原が裏切っていないか、守備走塁コーチの竹下に監視を指示。竹下はおったまげつつも、他人を蹴落として自分だけは職業生命を延命させたいと必死で、
「桑原コーチ、ガチ監督LOVEで、死ぬ(解雇される)時は一緒や言うとりましたよ」
みたいな感じで大西に注進。解雇面談の際に、監督が、
「ワイと打撃コーチは仲良しこよしです!!!!」
と言わせて連座解雇の流れを作らせ、自分は難を逃れたいという一心なのであった。だが、いよいよ大西解雇の段となって、竹下の思惑は脆くも崩れ去ったのである。
「ワイら首脳陣は三国志の劉備もビックリの義兄弟っぷりで、死ぬ(解雇される)時はみーんな一緒ですわ」
そう、監視ムーヴをしていたのは竹下だけではなく、実はコーチ陣全員。そしてその全員が自分だけは助かりたいが故にほぼ全く同じ証言「監視対象は監督大好きマンでーす」と報告して、架空の一蓮托生内閣となってしまっており、監督に美しい妄想とかいう冥途の土産だけ残って全員無事死亡したのであった。




