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【イ軍編2629】イ軍爆炎リリーフルーティーン
出身大学の派閥の引きで、最弱イ軍からパリーグの強豪ド軍へトレードされたリリーフ投手宇田。通算防御率5点台と戦力としては期待されていなかったが、投手陣に故障者が続出していた事から、急遽一軍に登録されたものである。
おサボり達者、花火師揃いのイ軍爆炎投手陣のメンバーだった宇田は、一体どんな選手なのか。そのルーティーンに、ド軍ブルペンの注目が密かに集まったのであるが、宇田は試合の初回から自主的に投球練習を開始するなど、常時戦闘モードなのであった(さすがにブルペンでの勝手な投球練習は止められたが)。
「ぶっちゃけ、やってる感だけじゃにゃーの」
「コネ入団の悪印象払拭に必死乙」
等々、ド軍ブルペン勢による色眼鏡からの、心意気を問われた宇田曰くの真相に、誰もが涙不可避に陥ったのであった。
「イ軍じゃ先発が秒速大炎上からの、初回からリリーフがしょっちゅうでしたんや。そやから、試合開始と同時にスタンバッとく癖が付いてしまったんやね(震え声)」




