【イ軍編2614】犬猿の仲のベテラン2名を歴史的和解に導いた最弱球団
パリーグのド軍が親会社の業績不振で人件費削減に大ナタ。高給で働きがイマイチな選手を中心に、大トレード作戦が敢行されたものである。
その選手バーゲンセールに、最弱イ軍も参戦。先様が交換要員に求める年俸が安い有望な選手が存在しない為、マネー一本槍で押しまくるしかなかったのであるが、その分かり易さで話が進むのが早く、ベテランリリーフエースの松谷と、これもベテランの先発投手島貫を億単位の高額金銭トレードで獲得したのであった。
だがしかし、前述の松谷と島貫は、ある理由によってチームメイトもドン引きレベルの犬猿の仲。ド軍では仲良しとして過ごす事で球団からお小遣い――インセンティブが設定されていたにも関わらず、小競り合いが絶えない状況だったのである。
果たして、移籍当初こそ継続して険悪な雰囲気の松谷と島貫であったが、シーズンが開幕して三か月、完全に雪解けムードとなっていたのであった。マスゴミ取材に応じた島貫曰く、
「いえね、ド軍におった時、松谷の野郎がワイの時だけリリーフ失敗しやがるから、これはワザとの可能性が巨レ存どころじゃないと。この嫌がらせ系八百長野郎絶対許すまじと思っとったんやが、奴もイ軍に来て変わりましたわ。ガバ守備に足引っ張られまくりいう事もあるんやが、松谷はワイ以外の誰の後に投げても大炎上しよる。野球選手としてはアレやが、人間としては平等主義に目覚めて成長しよりましたで(錯乱)」




