【城戸編534】???「日本最強(意味深)打者の左打ちはワシが育てた」???
ほぼ全試合スタメン四番で起用されながら、ここで一発長打が欲しい場面で打率優先の単打狙い。投手や一、三塁手が怪我で動きが悪いと容赦なく内野安打狙いのバントを打ち込む、「40億の不良債権」こと最弱イ軍の主砲、城戸。その左打ちのバットから繰り出される軽打は、心ある野球ファンからのヘイトを日夜集めまくっていたものである。
そんな城戸であったが、文字を書くのも箸を持つのも右手の右利き。野球の方も本来は右打ちだったところを、「打席から一塁までの距離が右打ちより短いから」「右投手が多く左で打てば有利だから」という理由で、左打ちに矯正したのであった。
その左打ち矯正を主導したのは誰か?
「いや~、誰だったかな~。何か左の方が有利なように言われて、『そんじゃ試してみるか』ぐらいの軽いノリだったからな~。正直全然覚えてないんだよ。それで簡単に左打ちマスターしたんだから、自分の天才っぷりが怖い(ウットリ)」
と、城戸本人の認識は極めてあやふや。親、友人、アマ時代の野球関係者等々、ゴッドからの啓示等々、諸説入り乱れるところであったが、高校時代の野球部のチームメイトたちが、
「当時の監督が左打ちを指示した」
「40億の不良債権は監督が育てた」
「城戸の汚い安打は全部監督プロデュース」
てな感じで次々と証言。他に目立った情報が無かった為、高校時代の野球部監督説がほぼ確定となったのである。以下、野球部チームメイト達の感想戦――。
「やっぱ人間、最後は人望が物を言うんやの~」
「監督の野郎、とんでもないパワハラ指導やったから…。あの時の恨み、城戸との風評最悪バリューセットで晴らさせてもらうで」




