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【イ軍編2610】最弱流完全試合達成フラグ
最弱イ軍の第二先発「マウンドの詐欺師」こと神崎が、イ軍史上初の完全試合を達成。――したものの、本人含めイ軍ナインは超淡々としており、ビジターだった事もあって、特に球団からお祝いなども無し。更には偉業達成したにしては恒例のドヤ顔取材対応も無く、その日が過ぎ去っていったものである。
後日、改めてマスゴミから取材された神崎は、当時の状況をしみじみと以下のように語ったのであった。曰く、
「いやあ、あの日は神タイミングだったワケよ。ドラ〇エの新作発売日でなあ、野手連中がベンチで隠れゲームに集中しとったから、一刻も早くベンチに帰りたいと、珍しく守備で気合入っとってなあ。それでスコアボード一切見なかったのが良かったね。ヒットも四球もゼロだったのに全く気付いとらんかったんや。そこにワイ自身も、野手連中が絶対何かやらかすイメージが刷り込まれとるから、まさか完全試合が進行しとるとは思っとらんでの~。それで最後まで粛々と進んでいったと、そういう感じやったね」




