【イ軍編2597】遂に先輩投手への質問を解禁したヤングエース
リトルリーグ並の選手が揃う最弱イ軍にあって、唯一のオールスタークラスの選手であるエース相原。しかし、打てない守れない走れない野手陣に足を引っ張られまくり、投球内容の割には勝ち星が全く付いて来ない、非常に厳しい状況にあったものである。
この苦境を脱する為に、相原は様々に研究を重ね、他球団のエース級投手にも取材。からの、遂に、チーム内の先輩投手にも、普段の調整方法や過ごし方、投球に臨む心構え等を質問するに至ったのであった。
「フッ、野郎はゆとり代表みたいなヤングやからの~。本当のお手本がこんな身近におる事に、ようやく気付きおったで」
「いやいや、ワイらがあまりにも偉大過ぎて、なかなか近付けんかったんやろ。若手が近付き難いオーラ凄過ぎてサーセ~ン」
と、ここぞとばかりに調子に乗りまくるイ軍爆炎投手陣であったが、マスゴミ取材に答えて曰くの相原本人コメントは、以下の通りなのであった。
「やれる事は全部やろうという事で色々考えてみたんですが、逆に、何かやっちゃマズい事をやってしまってんじゃないかと。それで投げれば打たれまくり、四球出しまくりの負けまくり先輩方に話を聞いて、被ってる行動があれば、それを止めれば勝てるようになるんじゃないかと。ええ、何も被ってなくて、安心しましたわ」




