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【イ軍編2581】今後はペース配分考えた方がいいという説教へのエースのアンサー
最弱イ軍の若きエース相原が、プロ3年目で初のオールスター出場。以前から相原に注目していたサ軍の反逆児系エース岡倉は、自分に近いものを感じて意気投合。今後の投球スタイルについて、アドバイスを述べたものである。
「ユーはまだ20そこそこのヤングだから、今みたいな全打者全力投球でもイケとるが、ペース配分を考えてやっとかんと、後々苦しくなるで。手抜き投法とディスられるが、ワイの場合はクリーンアップを迎えた場面と、ランナーが三塁まで行った場合だけ全力で投げて、あとのショボい打者の時は、大体7~8割の力で投げとるんや」
だが、それに対しての相原のアンサーに、岡倉は思わず涙不可避に追い込まれるのであった。曰く、
「いやあ、そういう感じでやりたいのはやまやまなんですが、ウチの野手のガバ守備は、ガチのマジでヤバいんで…、無走者でもちょっと間を抜かれたらランニングホームランになる危険性があるから、実質的には常に超ピンチを背負ってる状況ですんでね。点取られない為には、全球全力で投げざるを得ないんですわ(憤怒震え声)」




