【イ軍編2563】ピンチの度に「ブルペンに電話してどうぞ」ムーヴ繰り出す「マウンドの詐欺師」
最弱イ軍の第二先発「マウンドの詐欺師」こと神崎。9回途中まで5失点ながらも、あと2アウトまで漕ぎ着けていたものである。しかしながら、さすがに疲労が募ったか制球が乱れ、3連続四死球で2死満塁の大ピンチ。ここで、ベンチに向かって「電話しる」的なジェスチャーを繰り出したのであった。
「ファ~wwww、またリリーフ要求ムーヴやっとるわwwww」
「今日四回目ぐらいやろ。ピンチの度にやっとるが、全然替えてもらえなくて草」
「首脳陣ド畜生過ぎィ!」
と、スタンドのイ軍オタがざわめく中、今回もリリーフは現れずに神崎続投。最終的には勝負強い六番打者を汚いカットボールで投フライに仕留め、何とか完投勝ちを収めたのであった。
その神崎がベンチに戻り、真っ先に労いの声を掛けたのは、用具係の松岡であった。
「マツさんナイスプレー! ワイのサインに全部すぐ気付いて電話してくれたみたいで、ホンマ助かったわ」
「四回も電話したら監督もさすがに気付くかと思ったが、よっぽどヤバいと思ったんやろなあ。元不倫相手の弁護士のフリして訴訟チラつかせたら、見事なまでに喰い付いて来たやで」
「ワイがいくらピンチ作ろうが、極限まで疲労したワイよりも超元気な爆炎リリーフの方がショボいんやから、勝つ為にはワイが完投するしかないからの~。勝ち星インセンティブの件もあるし、ピッチャーすぐ替えたいマン監督から自衛するのも大変やで」




