【イ軍編2561】対戦球団の優勝決定試合で、何故かウインドブレーカーを脱ぎ始める最弱ナイン
時は秋風吹く9月末日、「球界の掃き溜め」最弱イ軍VS「球界の盟主」最強バ軍。8月下旬から消化試合の鬼モードで打ちまくっていたイ軍の大便秘打線も、それぞれが目標打率・安打数を確定させていた事で本当に抜け殻と化しており、バ軍の優勝が懸かっていたものの、リアル消化試合と化していたものである。
からの、0-13で迎えた9回裏2死。あと1アウトでセリーグ優勝が確定するとなって、バ軍ではウインドブレーカーを脱いで、監督胴上げに向けてアップをする者が続出。そして何故か、イ軍のベンチでも、同じようにほぼ全員が準備運動を繰り広げていたのであった。
「うわあ…これは頼まれてもいないのに合同胴上げしてバ軍に媚を売りまくって再就職活動の可能性が巨レ存…?(震え声)」
「ビックリするぐらいの八百長匂わせやの~。ある意味、傲慢なバ軍に対する最強の嫌がらせやが…。共倒れで球界浄化が一気に進むからアリっちゃアリ…かナ…?(錯乱)」
てな感じでイ軍オタの間では決め付け&疑念が花盛りとなったのであるが、実はそのオタ連中こそが、イ軍ベンチの謎ムーヴの原因なのであった。試合を貴賓席から眺めているイ軍上層部曰く、
「今シーズンも大暗黒オブ大暗黒で、過激派オタがガンギレまくりやからの~」
「襲撃予告千本ノックなだけに、対戦球団の優勝を見せつけられる今日が一番危ないでっせ。現場には試合終了即脱出の為に、ウインドブレーカーやら脱いで少しでも身軽になるよう、指示しとりますんで!」




