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【イ軍編2548】正捕手全試合固定采配で5位争いに殴り込みという風潮
「試合の要である捕手は全試合固定が理想。正捕手はベテランでも怪我しようが疲れてようがフルイニング起用が当たり前」
という前時代的な方針を掲げるかつての名将下田が最弱イ軍の監督に就任。38歳と選手生命の黄昏を迎えているイ軍正捕手綿貫に、来季の全試合先発起用を申し渡したのであった。
「アカン、若手クラッシャーの綿貫がフルイニ起用とか、未来が逝くでこんなの」
「打撃はともかく守備がなあ…。ここぞのポロリで爆炎投手陣に常時ガソリンがぶっかけられるようなもんやから…(震え声)」
と、イ軍オタは今から頭を抱えたのであったが、古参の連中はそこに光を見出していたのであった。曰く、
「下田采配で今年は5位争い待ったなしやで!」
「全試合使われたら、いくらおサボり達者の綿貫と言えども8月にはパンクするやろうからな。2か月近く綿貫不在で戦えるから、ワンチャンあるでコレ(震え声)」




