【イ軍編2519】激烈ランニング指導を喜んで受け入れる最弱ナイン
「走れ走れ! 野球はランニングからや!!!!」
という方針を掲げるウン百勝投手カマヤンこと釜田が、最弱イ軍の新監督に就任。エア自主トレ&手抜きキャンプで仕上がったガバガバボディを持て余し、ちょっと走ったら膝クラッシュ待ったなしの戦犯系ベテランズは、大ブーイング――かと思いきや、
「一回カマヤンに指導されてみたかった。名将就任でワイらも大いに変わるんやないですか(なお勝つとは言ってない)」
という、何だか他人事みたいなコメントを連発したのであった。
果たして春季キャンプ、カマヤンはイ軍戦犯系ベテランズの緩慢な動きにガンギレする度、「ワイがいい言うまで走っとけ!」という無茶振り指令を乱発。「ヴォ―ウ」という軽めブーイングを発した戦犯系ベテランズであったが、ややあって――
「よしゃ! カマヤン、ヤニ&お茶行ったか?」
「あのモード入ったら2時間は帰って来んからな。その間ゲームし放題よ」
「俺様キャラな割に寂しがり屋やから、首脳陣全員引き連れてくのイイゾ~」
「GPSはしっかり仕込んであるからな、100メートル以内に戻ってきた段階で走る態勢に戻れば万事OKやで」




