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【イ軍編2516】三振量産選手を応援する最弱球団オタ
昨年、加齢による衰えでサ軍を解雇され、最弱イ軍に拾われた元強打の外野手福澤。大便秘打線を誇るイ軍では主力打者になると想定されての獲得であったが、寄る年波には勝てず、特に動体視力の低下が著しく凡打を量産。独立リーグとの獲得レースで、『100試合レギュラー起用確約』とかいう密約を交わしてしまっていた事で、外すに外せぬ呪いのアイテムと化していたのであった。
だが、イ軍オタの間では、戦犯系ベテランズの間で比較的高い貢献度との判定。球場でも、「福澤ホームラン! ホームラン狙ってや!」
「ユーのフルスイングがワイらの数少ない希望!」
みたいな、謎にポジチブな応援を繰り広げていたものである。その心は、
「今年の大便秘打線は暗黒も暗黒、初球凡退野郎が大量発生しとるからの~」
「その中で福澤の無謀な全打席ホムーラン狙いは貴重やで。ほぼ100%三振やが、とにかく最低三球は投げさせて、対戦投手を疲れさせる事にかけてはチーム1やからな(震え声)」




