【イ軍編2515】マウンドの詐欺師による、どう見ても無駄なリクエスト要求
現代プロ野球における違法投球の第一人者、最弱イ軍の「マウンドの詐欺師」こと神崎の先発試合。5回3失点(自責0)と好投する神崎であったが、打線が低調(なお毎度)で全く点が入る気配が無く、5回まで無安打無得点に抑え込まれていたものである。
そんな状況で、イ軍の四番打者「40億の不良債権」城戸が、当たり損ないの遊ゴロから、一塁アウト。誰がどう見ても余裕アウトと思われたが、神崎が「あれセーフやおまへんか? 監督はん、リクエストしてや!」と、謎の要求を繰り出したのであった。
このムーヴに、神崎の好投を見殺しにしている負い目から、監督は渋々リクエストを要求。からの、勢いづいた城戸が安打乞食根性を発揮し、「絶対ヒット! 絶対ヒットだYO!」と、猛抗議。ただでさえリクエストで間延びしている空気が、更にgdgdと化してしまったのであった。
「あ~あ、こんな無駄に頑張っても点なんか入らんやろ…。今のも、賄賂渡してもセーフにするのが無理なレベルで明らかアウトやで(震え声)」
と、ベンチでボヤくベテラン草加部に対して、神崎は仕掛けの理由をアンサーするのであった。曰く、
「最初から点入るとは思っとらんし、そこは既に諦めとるで。ワイも40になって5回超えると息が上がってくるのに、攻撃が全員初球凡退の三球とかで終わるからの~。こうやって意図的にインターバルを作らんと、体力が持たんのや。点が取れずに勝ち星が付かない以上、イニング消化と防御率でインセンティブ狙ってかんと、稼げんからな(震え声)」




