【城戸編518】???「ノムさんリスペクトワイ、ボロボロになるまで現役を続ける意向」
選手生活最初の10年は新人王を獲得するなど球界最強打者と呼ばれたものの、FA移籍した以降の10年は加齢による衰えから急降下。不良債権と化してしまい、球界の功労者とは思えぬ形でシーズン途中に自由契約となったメジャーのプホモルス。その苦闘する姿を眺めて、最弱イ軍の四番「40億の凡打製造機」こと城戸が、しみじみと漏らしたものである。
「ノムさんリスペクトワイ(42)、現役はボロボロになるまでやるつもりやったが、プホモルスの境遇を見てると考えちまうわなあ…」
この一言に、イ軍ファソや球団関係者は大いに衝撃を受けたのであった。
「えっ…!? 今の全く戦力になってないどころかSSS級戦犯の惨状で、自分がボロボロじゃない認識だったんか…!!!!????」
「アカン、このまま居座られたら大惨事不可避やで! 余力を持ったまま引退コースに軌道修正させなチームが崩壊してしまう(なお現状でも十分崩壊している模様)」
てな感じで、城戸にメジャーのデビッドオナルティスやら、現役最終年も成績を残した系選手のイメージを、ハードサブリミナルで刷り込み。
「やっぱ最後は綺麗なままで去りたいわな」
と、洗脳による意識改革は成功したものの、
「ほな体力が目減りせんように、全力プレーは自主規制すっか! ワイのボディは投手の肩みたいなもんやから、長持ちしてチームに貢献したるわ」
とかいう謎理論を展開し、今以上のおサボり&おサボりで戦力としては無事死亡。城戸が更に現役を延命する方向になってしまう(まだ限界じゃないから)とかいう、仕掛けた側が余程ボロボロになってしまう系のブーメランボールが完成してしまったのであった。




