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【城戸編92】少年ファンにも完全に定着しているプロの鑑()
イ軍の4番こと「打線遮断機」城戸が、シーズンオフの球団主催野球教室に珍しく参加。
城戸が打席に入って少年投手に投げてもらうなぞのサービスにも取り組み、野球教室はつつがなく終了したのであった。
その後、特に話を聞きたくないながらも紙面埋めのストックの為におざなりに取材するマスゴミに答えて曰く、
「しっかし最近の子供はコントロール悪いのな。打席に入ってヒヤっとする場面が多かった。あんなんじゃイ軍の投手みたいになっちまうぞ藁」
等と、自軍の投手をディスりつつコメントしたのであった。
そこへ、同じく野球教室に参加していた草加部が通りがかり、これ以上ない的確な突っ込みを最速で入れたのであった。
「おい城戸さん、今日の子供たちをイ軍の連中と比べちゃ失礼だよ。あいつら城戸さんを正確に狙ってたじゃねえか。何でイ軍が勝てないか、やっぱ子供らも分かってんだよな藁藁」




