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おいでよ最弱の闇

【イ軍編2503】元メジャー監督が、メジャー不文律をガン無視NPBに上から目線で説教してみた結果

　２年連続Bクラスで、かつてない程の危機感に包まれている関西の雄サ軍が、強豪復活の切り札として、メジャーの伝説的名将シリー・ホルーサ監督（７６）を招聘。さすがと思わせる采配の妙を発揮しながらも、二言目には「メジャーでは…」と上から目線のコメントを連発し、現場では大いに煙たがられたものである。そして、そんな開幕からまだ日が浅い、ある試合後のミーティング――。

「今日は二桁得点で快勝アリシャスアリシャース！　しかしユーたち、メジャーでは今日みたいな事は許されんで！　大差が付いとる展開で、敵チームが野手を投げさせた時は、ホームランとか絶対NG！　報復されても文句は言えない、メジャーの不文律なんやで」

　と、ドヤ顔で説教するホルーサ監督に、選手連中が日本プロ野球セリーグの現状を教えてあげるのであった。曰く、

「いや監督、今日投げたのは全員投手、野手は一人もおまへん。アレは最弱イ軍の爆炎投手陣、野手並どころか野手以下の感すらありましたが、全員本職の投手ですんや」