【イ軍編2498】絶対にホームランを打たせなければならない新外人がここにいる
最弱イ軍が満を持して、年俸4億5千万の2年契約で契約したメジャー38発打者(※11年で)ファーキー。オープン戦では3ホーマーをマークするなどまずまずの滑り出しだったものの、これで日本野球を軽く見た事で調整おサボりしたのが災いし、シーズン開幕後は絶不調オブ絶不調。打率1割未満なら、一番の売りである筈の長打力も本塁打ゼロと、完全な期待外れなのであった。
だが、イ軍球団は、獲得に携わった役員始め、
「とにかく一本、まず一本ホームラン打ってどうぞ!!!! その為にはあらゆる支援を惜しまない用意がある」
と、一丸となってファーキーを全力バックアップ。どれだけしょーもない凡退を繰り返そうが、頑なにスタメン5番左翼で起用され続けたのであった。以下、イ軍球団役員会での緊急ミーティングより抜粋――。
「こうなったら違法飛ぶバットでも飛ぶボールでも何でもええ! とにかくファーキーにホームラン打たせるんや!」
「しかしまさか、『新外人ホームランキャンペーン、当たったら商品券10万円!』が、こんな大惨事5秒前を発生させてしまうとはの~」
「ファソ連中もよう分かっとるいうか、最多得票が0本予想やからなあ。このままでは億単位の経費が飛んでまう(震え声)」




