【城戸編517】野球はビヂネスと割り切り主砲が悔しさを露わにした瞬間
開幕直後、2年連続投手三冠のバ軍の大エース坂下VS「40億の凡打製造機」こと最弱イ軍の四番城戸。エア自主トレ&手抜きキャンプでガンギマリしている出来立てガバガバボディの城戸は何をどうやっても抑えられるレベルであったが、プロ意識高い系の坂下は、MAX159kmの直球と44cm落ちる決め球のお化けフォークを駆使し、全力で対峙。結果、バットを極限まで短く持って当てに行くスイングの城戸を、三振に切って捨てたのであった。
この三振が余程悔しかったのか、野球は作業と割り切りマンで常に淡々とプレーしている城戸が、珍しく激昂。「ヴォウ!!!!」と雄叫びを上げて、バットをへし折――――ろうとして止めた(高額違法飛ぶバットだった)。
「遂に城戸が野球に目覚めた可能性が微レ存…?」
「今日の打席が、5位ロードへの序曲になる(確信)」
と、イ軍オタの間で淡い期待が沸き上がったのであるが、ベンチに戻った城戸は、
「ファーーーーッキュ!!!! 坂下の野郎、ワイの絶対当てに行く打撃を搔い潜って空振り取りに来るとか、こんな時期から何を無駄に本気出しとるねん! ベンチで隠れゲームしとったモンハンでセーブ忘れとったのに一球凡退で秒速リターン出来んかった恨み、消化試合のバント安打地獄で絶対晴らしたる(震え声)」




