【イ軍編2491】監督の再就職力を育成してしまった最弱ナイン
選手、コーチ、監督と歴任し、球界一筋30年。野球以外の事を何も知らなかった園田であったが、監督解任後、割とスムーズに一般企業への再就職に成功。プロ野球人の第二の人生特集でマスゴミから取材される度、再就職出来たのは、最後に監督として3か月だけ籍を置いた最弱イ軍のお陰と語ったとかいう怪情報が、球界を駆け巡ったものである。
「野球バカになってはいけないと、指導者を教育してしまうワイらの育成力」
「就職祝いが楽しみやで。は? 当然こっちがお礼で貰う方なんやね(確信)」
等々、マシンガン勘違いが止まらない戦犯系ベテランズであったが、やっぱりというか何というか、そこにはイ軍でしか有り得ないオチが存在していたのであった。園田曰く、
「あの頃はチームが弱過ぎてガンギレオブガンギレでしてなあ…。コッロのせいでミーティングが全部ZO〇Mになったんやけど、戦犯系ベテランズが隙あらば参加してるフリしようとするから、とにかく必死でパソコンとオンラインのアレを勉強しまくって、絶対ディス…いや、試合の注意点を指摘したろうと。その時の連中への熱い怒りで、ITスキルが爆上がりして、そういう担当が手薄なそこそこの中小企業に潜り込めたんですわ」




