【イ軍編2489】得点圏打率0割台の最弱球団が満塁男を補強してみた結果!
チャンスに激弱、ここで一本欲しいというところでほぼ確実に凡退する事に定評のある最弱イ軍の大便秘打線。
特に今シーズンは、実質的なポイントゲッターである闇商人兼一番打者のリバースの新作発売予定が秋にズレ込んでおり(※新商品の営業で、出塁して敵内野手に営業する。それ以外の時は全くやる気無う)、チーム得点圏打率0割台とかいう、大惨事となっていたのであった。
この危機的状況を何とか打破すべく、球団はあらゆる伝手を辿って新外人の緊急補強を画策。その過程で、偶然、ベネズエラのリーグで「満塁男」の異名を取る選手から売り込みが入ったものである。
「満塁男ええやんけ! フツーの時は全然打たんでいいから、満塁の時だけでも何とかしてくれりゃええんやで!」
と、その情報をキャッチした編成担当役員ニキは、秒速で獲得を決定。
「そもそも打線の出塁自体が極端に少ないんだから、満塁のシチュエーションになる事自体が全然無いんですがそれは…(震え声)」
と、部下連中は震えて震え声だったのであるが、その心配は完全な杞憂に終わった。
何とこの新外人、打者ではなく投手で、恐ろしいまでの魔制球で満塁を大量生産してしまうが故の“満塁男”なのであった。
年俸1億とそれなりに高額で獲得してしまっただけに、勿体ない精神で結構起用されたのであるが、来日して環境の激変にも関わらず、マシンガンフォアボールでベネズエラ時代と同様に、満塁を量産。一応勝負強いのは本当で、満塁にしてもそこそこ抑えるというのが売りではあったのだが、それは野手が平均的な守備力を有しているのが前提で、守備の要である草加部を過労で欠いた(ショカフトンタードで酷使)イ軍のガバ守備では、フルボッコオブフルボッコ。点を取る為に連れてきた新外人で、これまで以上に点を取られまくるとかいう、イ軍にしか出来ない暗黒補強が完成したのであった。




