【イ軍編2487】遂に忖度野球を放棄した球界の盟主
かつて一世を風靡した「ミスタープロ野球」の隠し子で、最弱イ軍の三番サードを張る魅沢。ミスターに激似の顔、打撃フォームとは裏腹に野球の才能ほぼゼロで、毎試合のようにヘルメットが吹っ飛ぶ豪快な三振(ワザとサイズのデカいのを選択)&エラーに見えないエラー(無駄にカッコEから)で、球場のファンを大いに沸かせていたものである。
そんなフツーにやったら秒速戦力外待ったなしの魅沢であったが、政財界に顔が効きまくるパッパであるミスターの威光により、特に「球界の盟主」バ軍(ミスターが現役時代に所属)から、スピードを殺した打ち頃のド真ん中とかいう忖度ヒットの配給で打率2割を維持しているような状態なのであった。
だが、実質八百長やんけ! というツッコミに対して、コンプラ最優先の時代の流れもあって、遂にバ軍が忖度打ち切りに舵を切ったのか。例によって、バ軍戦で対魅沢の忖度リリーフがワンポイントで出現したものの、何球か投げた上で捕手と相談しまくり。マウンド上で明らかに困惑した様子なのであった。そして珍しくフルカウントになった段階で、異変を察知したバ軍チームリーダーの一塁手がマウンドへ。そこでリリーフが吐露したボヤキに、思わず失笑不可避に陥ったのであった。曰く、
「アカン、どんな打ち頃の球を投げても全然打ちやせん。徹夜でゲームしたのか何か知らんが、今日のぽっくん(魅沢の愛称)はいつにも増してコンディション最悪ですわ。もう投げるボールが無い、忖度にも限度があるんやで(憤怒)」




