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【イ軍編2464】選手の大好きな事をやらせて適性を把握しようとした結果
「選手にパチンコをやらせて、慎重にプレーする奴は先発タイプ、一気に勝負をかける奴はリリーフタイプ等々、適性の判断材料にする」
という伝説の大投手稲尾がコーチ時代に使った手法を、最弱イ軍の投手コーチに就任した北野が、「技を借りるぜ! 神様仏様稲尾様ッ!」とばかり、少々のアレンジを加えてほぼ丸パクリ。イ軍はゲーム廃人揃いなので、彼奴等が大好きな格闘ゲームで対戦し、性格把握を試みたのであった。
果たして、ガン攻め、待ち戦法、ハメ技使用等々のデータを取得し、普段の指導へ活用――――しようとしたものの、格ゲーでのデータと実際の性格にかなりの隔たりがあり、投手陣運用に大失敗し、無事死亡(風のように解雇)したのであった。以下、爆炎投手陣のロッカールームトークーー。
「北野の野郎は思い上がり過ぎ! ワイらの性格を格ゲーで分かった気になるとか、底が浅過ぎんよ~」
「全員ス○5の世界ランカー100位以内に入っとるからな。実力差があり過ぎて、舐めプ&接待プレーしたのに全然気付かんかったんやろなあ」