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【城戸編507】負傷欠場中にも関わらず修学旅行生の為に頑張りたい主砲
五月某日、リアルで野球観戦が難しい地方の高校生が、修学旅行で最弱イ軍の本拠地東京新宿スタジアムに観戦予定。たまたまそのタイミングで、手首の故障(ゲームやり過ぎ由来)で数日欠場していた「40億の凡打製造機」こと四番の城戸であったが、
「下手すりゃこれが最初で最後の生野球のキッズもおるやろ。一生の思い出になるんやから、ワイが出ないワケにはいかんで」
と、監督に出場を直訴。
しかし、球団からは、怪我の治療を最優先にするよう通達され、出場は叶わなかったのであった。以下、球団側の感想戦――。
「城戸の野郎、無駄な男気出しくさりおって、ウザ過ぎて涙不可避」
「なかなか生の野球見られん修学旅行生が来る状況だと、城戸なんか尚更出せんやろ! 一生に一度の観戦が、城戸のガバガバプレーで台無しになっちまうんやで!(震え声)」




