【イ軍編2450】大正義NPBコミッショナーVS鬼忖度二世プレーヤー
走攻守三拍子揃ってまるでダメな最弱イ軍のサードベースマン、「ミスタープロ野球二世」こと魅沢。野球選手としてはリトルリーグ並なものの、球界・財界に顔が効くパッパであるミスターに配慮した対戦球団の棒球配球により、毎年2割前後は打っていたものである。
だが、NPBの新コミッショナーがミスターの人気に鬼嫉妬する大アンチだった事から、
「魅沢の打席は大体八百長!」
と決め付け、疑惑のア〇ゾン(何でも揃ってる。熱い風評被害)である最弱イ軍を壊滅させたい地元新宿警察とコラボして、本格調査に乗り出したのであった。
結果、ミスターを守りたい一大勢力からの妨害工作カウンターが炸裂し、結果的には限りなく黒に近いグレーという結果で着地。
「指示はあったが、現場は拒否った」
という事で、忖度仕掛け側が身代わり要員を三倍退職金ニキに変身させて、トカゲの尻尾切りで無理矢理終結させられたのであった。以下、当件関係者による感想戦――。
「ぶっちゃけミスターに対して鬼忖度の極みやったが、今回は指示内容が良かったおかげで助かったわ」
「ミスターがぽっくん(魅沢)のアーチを熱望しとりましたから、オーダーが『全打席ホームラン打たせろ』だったのが幸いでした。飛ぶボール、飛ぶバット、選りすぐりの棒球を用意したにも関わらず、ヒットどころか打ち損じまくるガバっぷりで、シーズンホームラン0本を達成した魅沢に救われましたわ」




