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お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
3322/5125

【イ軍編2437】ホームラン不可避な情勢で兼業霊能者選手が取ったムーヴ!

 強打のマ軍―最弱イ軍戦。

 マ軍投手陣が珍しく乱調で、壮絶な打ち合いとなったこの試合、9回裏マ軍攻撃の段階で、16-16というスコアになっていたものである。

 そして投手が尽きたイ軍は、マウンドに本塁打世界記録保持者(※打たれる方)風神を送り出し、四球死球四球で無死満塁。打席に本塁打王レースを爆走する四番倉田を迎えたのであった。

 この、悪ければ場外ホームラン、良くてもスタンド前列へのホームランが予想される状況で、イ軍の左翼手である霊能者兼野球選手の宜保愛甲が謎のムーヴを見せる。そろりそろりと前進し、単打ならギリ本塁で刺せる位置にポジショニングしたのである。

「愛ちゃんがこんだけ前進守備いう事は、ホームランは無いという霊からのお告げの可能性が巨レ存…?」

「いや、宜保愛甲が霊力で打球の威力を落とすんやろ。霊だけに霊点れいてんに抑えるで(錯乱)」

 と、俄かに期待感が高まるイ軍オタであったが、宜保愛甲の胸中は、当然明後日の方向だったのである。曰く、

「こんなの絶対ホムーラン確定の状況やんけ! ガンギレしたファンが何投げてくるか分からんから、秒速でベンチに戻れるよう、自分の命を前進守備やで(適当)」

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― 新着の感想 ―
[一言] >自分の命を前進守備 爆笑www でも、この場面前進守備で普通なのでは?w
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