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お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
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【城戸編506】名将の追悼試合に絶対に呼びたい日本最強打者がここにいる

 ED野球(Eekanjino Date)を標榜し、両リーグ2球団で日シリ出場を成し遂げた名将、通称“ナムさん”。昨年91歳で大往生を遂げたナムさんの追悼試合が、オープン戦の合間のタイミングで開催されたものである。

 かつて、短期間だけ最弱イ軍でも指揮を執った事があり、何故かその時の主砲「40億の併殺魔」ことSSS級戦犯である城戸が、ナムさんのファミリーから招待されたのであった。

 ナムさんがイ軍監督当時、城戸にはここぞの凡打&ポロリで散々煮え湯を飲まされており、このような式典に最も相応しくない筈の人材であったが、その城戸が呼ばれた理由は、プレーボールが掛かってから判明した。

 この日、ファミリーの意向で東軍の4番に入った城戸は、エア自主トレ&おサボりキャンプでガンギマったガバガバボディから、1死1、2塁の場面で、絵に描いたような初球併殺。すると、

「ファーーーーーーーーーーーーッキュ!!!!!!!! こんな神聖な試合でユーの糞打撃見せられるとか、地獄から激おこ不可避ンゴォォォォ~~~~ッッッッ!!!!」

 てな感じでナムさんの霊体が登場。おったまげまくるこの世一同から、

「横からファッキュー100倍返し!!!! 外でナオン&隠し子作りまくってんじゃねーっス種馬監督~ッ!!!!」

「あんだけ稼いだ年俸全部使った上に借金残すとか、もう1000回死んで償ってどうぞ」

「ユーの黒い人脈による風評被害で孫子まごこの就活が逝きまくっとるファッキュ&ファッキュー!!!!」

 てな感じで、ナムさんファミリーからの激ディスが炸裂。そう、ファミリーは生前ぶつけられなかった怒り(急死したから)を叩きつける為に、ナムさんをあの世から召喚するエサとして、ナムさんの生涯で一番ヘイト募らせた選手である城戸を活用したのであった。

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