【イ軍編2390】セリーグで唯一「盟主の犬」呼ばわりされない球団がいた
セリーグで永遠のライバルと言われる「球界の盟主」バ軍と「関西の雄」サ軍。
ここ数年、毎年のように大補強を繰り返す巨大戦力バ軍を向こうに回してサ軍は苦しい戦いを強いられ、連続してシーズン大幅な負け越し。
「ユーたちはバ軍の犬なんかオォン!!!!???? 無気力野球ダメ、ゼッタイ!!!!」
と、自オタはもとより、アンチバ軍からも、猛烈に叩かれる事態となっていたものである。
「アンチバ軍はもはや宗教やからなあ…。しかし、プロは結果が全て、隙を見せる方が悪いんやで」
「ワイらみたいにアンチバ軍から全く叩かれんチームもあるワケやからな。早く登ってこい、この高みまで――(ウットリ)」
てな感じで、ここぞとばかりに勘違いマウンティングをカマしまくる最弱イ軍の戦犯系ベテランズであったが、アンチバ軍から叩かれないのは、それなりの理由が存在しての事なのであった。アンチバ軍のTO曰く、
「確かにチーム別で見れば、イ軍はバ軍に毎年10数試合負け越しとるんです。ただ、サ軍を始め他のチームにも同様なので、やはりバ軍の犬ではない、セ界の貯金箱としか言いようがないと、こういうワケなんですわ」




