【イ軍編2386】新進気鋭解説者のスコープ芸VS爆炎投手陣
プロ野球の試合解説時、投球の行く先を予測して、ほぼ10割の確率で当てる通称「手嶋スコープ」。元パリーグのド軍正捕手だった手嶋が開発した手法で、昨今のデータにうるせー系プロ野球オタにもバカ受け。調子に乗った手嶋が精神論系解説者を盛大にディスった事で、強烈に反感を買ってしまったものである。
その中の一人、大物解説者Kの差し金で、
「ならば絶対に当てられないガバ制球投手陣を解説させてやるッ!」
という陰謀の下、魔制球投手陣を誇るセリーグの最弱イ軍戦の解説を組まれた手嶋。解説にあたり過去の履歴の調査、試合の視察を実施した手嶋であったが、投げた本人すらどこに球が行くか分からないだけに、(こらアカン)と、頭を抱えたのであった。
果たして、手島解説のイ軍戦当日。
「手嶋スコープ」はこれまでと違う仰天の位置を指し示し、そして勝利したのであった。以下、番組担当者の感想戦――。
「『最終的な球の行方を予想すりゃええんやろッ!』ていう論法、何か誤魔化された感もあるが…」
「それでも打球の行方を示した『手嶋スコープ』、的中率ほぼ100%ですからね。スタンドや外野フェンスとかで。手嶋はん、『イ軍投手陣がガバ球過ぎて、大体打者が一番飛ばせるところに飛ぶから予測が楽』って言うとりましたわ」




