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【イ軍編2382】最弱イ軍戦前の投球練習で、コーチからガンギレされる若手！

　最弱イ軍VS最強バ軍戦、試合前練習。

　バ軍の先発は、今年一年目ながらも破竹の５連勝を記録している若武者岩木。ブルペンで、球威・制球ともに素晴らしい球を投げ込んでいたものである。

「はえ～ッ！　さすが騒がれるだけの事はあるのう」

　と、敵情視察に訪れていたイ軍戦犯系ベテランズがおったまげる中で、岩木は投手コーチから「何手抜きしとんじゃバーロー！」と、ガンギレオブガンギレされていたのであった。

「ファ～wwww　あれで手抜きしとるとか、どんだけヤベー奴なんや」

「いやあ、あんなのただのいちゃもん、完全に嫉妬やろ（確信）」

　等々、テキトーなコメント製造機と化したイ軍戦犯系ベテランズであったが、岩木が説教されたのは、まさに彼奴等のせいなのであった。バ軍投手コーチ曰く、

「イ軍戦の試合前練習は、極限まで力を抜いて投げろ言うたやろ！　あんな全力投球なんかしやがって、ビビったイ軍の戦犯系ベテランズが仮病で欠場して、打線がパワーアップしちまうんだよ！（震え声）」