【イ軍編2380】世間よ、これが炎マだ(n回目)
例年、あまりの大暗黒っぷりに褒めるポイントが異常に乏しく、製作が超難航する「セ界の白星配給所」こと最弱イ軍の公式イヤーブック。今年もエース相原の防御率3点台くらいしか推せるポイントが見当たらず、紙面を埋める為に地獄の苦しみが展開されていたのであった。
そんな中、「40憶の凡打製造機」こと四番打者の城戸が代理監督を務めていた十数試合で、代打成功率が高まっていた事実が発覚。締め切りが迫っていた事でロクに詳細を確認もせずに掲載されてしまったのであるが、
「バーロー! 城戸が采配しとった時に代打成功率が上がるのは当たり前やねん! 野郎が自分が得意な投手が出てきたとこを見計らって『代打俺』やっとったんやぞ!」
と、ファンがガンギレオブガンギレ。からの、城戸へのヘイトがシーズンオフでも再燃し、城戸への抗議を込めてイヤーブックを購入して、代打成功率ページに落書きもしくは破壊する様をSNSにアップする#城戸辞めろ ムーヴメントが発生。この流れは途中から密かに球団が主導していたヤラセだったのであるが、イヤーブックが結構売れたのは事実で、担当編集には「ファイアーマン賞(燃やす方)」として金一封が贈られたのであった。




